スポーツ約5分

メルボルンカップ、同じ調教師の馬が1〜3着を独占

One Trainer Takes the Top Three in the Melbourne Cup

広い芝のコースの向こう側を、騎手を乗せた競走馬たちが走っていくイラスト
レベルをえらぶ(同じニュースを3つのレベルで)レベルの選び方 →

アドバンス CEFR B1〜B2 / TOEIC 550〜800前後 / 英検準1級

表示 S 主語・V 動詞・O 目的語・C 補語 を、英文の下に出します。いくつかの語で1つの S や O になるときは、左端の語に印をつけ、下線を続けて引きます。 語の上に品詞を出します。名 名詞・動 動詞・形 形容詞・副 副詞・前 前置詞・接 接続詞・代 代名詞・冠 冠詞・助 助動詞。同じ品詞が続くときは左端の語に1つ。 [ ] 前置詞のかたまり、( ) 節、< > 不定詞・分詞 のまとまりを、かっこでくくります。 英文の下に日本語の訳を出します。 英文をかくして、音声だけで聞き取りの練習をします(時事ネタのレッスン)。 スマホ・タブレット向け。オフのときは、英文の語を長押しすると意味が出ます(説明の中の「この文をコピー」で文をコピーできます)。英文の一部だけを選んでコピーしたいときはオンにすると、長押しで文字を選べます。 ▶ で、その文から再生します(次の文へ続けて再生します。もう一度押すと一時停止)。英文の語をクリック・タップすると、その語から再生します。パソコンでは語や熟語にマウスを1秒のせると、スマホでは長押しすると、意味が出ます。文型・品詞・かっこは自動で解析しているので、まれに合わないことがあります。

オープニング

ナツ

こんにちは。今日のニュースは、オーストラリアの有名な競馬、メルボルンカップの結果です。

ナツ

今日の英文には、倒置や分詞構文が続けて出てきます。まずは、一度通して聞いてみましょう。

ニュースを聞く

エマ

With Ethan Brown aboard, Point of Law prevailed over 22 rivals to win the 3,200-meter Melbourne Cup at Flemington Racecourse on November 3.

イーサン・ブラウンさんが乗ったポイント・オブ・ローが、22頭のライバルを抑え、11月3日にフレミントン競馬場で行われた3200メートルのメルボルンカップに勝ちました。

エマ

Next across the line came Zahrann and then Juja Kibo, the first three home all hailing from the stable of trainer Ciaron Maher.

続いてゴールしたのはザーラン、そしてジュジャキボで、上位3頭はすべてシアラン・マーさんの厩舎の馬でした。

エマ

Never before in the Cup's long history had a single trainer claimed the first three places, but this year Maher did exactly that.

長いメルボルンカップの歴史で、ひとりの調教師が上位3つを手にしたことはそれまでありませんでしたが、今年、マーさんがまさにそれをやってのけました。

エマ

Maher saddled seven runners in this year's edition, among them the winner, which had once been owned by King Charles III of Britain.

マーさんは今年のレースに7頭を出走させ、その中に、以前イギリスのチャールズ国王が持っていた優勝馬がいました。

1文ずつ解説

ナツ

では、1文ずつ、意味と文法を確かめましょう。

エマ

With Ethan Brown aboard, Point of Law prevailed over 22 rivals to win the 3,200-meter Melbourne Cup at Flemington Racecourse on November 3.

イーサン・ブラウンさんが乗ったポイント・オブ・ローが、22頭のライバルを抑え、11月3日にフレミントン競馬場で行われた3200メートルのメルボルンカップに勝ちました。

ナツ

騎手が乗ったその馬が、22頭のライバルを抑え、11月3日にフレミントン競馬場で行われた3200メートルのメルボルンカップに勝ちました、という意味です。文の頭の With、名詞、aboard は、〜が乗った状態で、という付帯状況の with です。aboard は、乗って、という副詞です。prevail over は、〜に打ち勝つ、です。to win は、その結果、勝った、と続けて読むと自然です。

エマ

Next across the line came Zahrann and then Juja Kibo, the first three home all hailing from the stable of trainer Ciaron Maher.

続いてゴールしたのはザーラン、そしてジュジャキボで、上位3頭はすべてシアラン・マーさんの厩舎の馬でした。

ナツ

続いて2着と3着の馬がゴールし、3頭とも同じ調教師のもとの馬でした、という意味です。Next across the line came は、順番を表す語句を文の頭に出し、主語を動詞のあとに回した倒置です。カンマのあとの the first three home all hailing from は、主語と分詞を並べた独立分詞構文で、文全体に情報を付け足しています。home は、ここでは、ゴールに入った、です。hail from は、〜の出身である、で、所属先について、〜のところから来ている、という意味でも使います。

エマ

Never before in the Cup's long history had a single trainer claimed the first three places, but this year Maher did exactly that.

長いメルボルンカップの歴史で、ひとりの調教師が上位3つを手にしたことはそれまでありませんでしたが、今年、マーさんがまさにそれをやってのけました。

ナツ

長いメルボルンカップの歴史で、ひとりの調教師が上位3つを手にしたことはそれまでありませんでしたが、今年、この調教師がまさにそれをやってのけました、という意味です。Never before のような否定の語句を文の頭に出すと、had a single trainer claimed のように、疑問文と同じ語順になる倒置が起きます。後半の did exactly that は、前に出た、上位3つを手にする、をくり返さずに受ける言い方で、exactly は、まさに、と強めています。

レースの歴史を表す長い線の上に、1〜3着の独占がなかったことを×印で並べ、右端の2026年に初めての印がある図解。
図 Never before:それまで一度もなかった
エマ

Maher saddled seven runners in this year's edition, among them the winner, which had once been owned by King Charles III of Britain.

マーさんは今年のレースに7頭を出走させ、その中に、以前イギリスのチャールズ国王が持っていた優勝馬がいました。

ナツ

この調教師は、今年のレースに7頭を出走させ、その中に、以前イギリスの国王が持っていた優勝馬がいました、という意味です。saddle は、もとは馬にくらを付ける、という意味で、競馬では、馬を出走させる、にも使います。among them the winner は、その中に優勝馬がいた、と付け足す言い方で、among them was the winner の was を省いた形と考えるとわかりやすいです。had once been owned の once は、ここでは、一度、ではなく、かつて、以前、という意味です。edition は、ここでは、毎年行われる大会の回、です。

もう一度ニュースを聞く

ナツ

では、もう一度、ニュースを通して聞いてみましょう。意味を思い出しながら、聞いてください。

エマ

With Ethan Brown aboard, Point of Law prevailed over 22 rivals to win the 3,200-meter Melbourne Cup at Flemington Racecourse on November 3.

イーサン・ブラウンさんが乗ったポイント・オブ・ローが、22頭のライバルを抑え、11月3日にフレミントン競馬場で行われた3200メートルのメルボルンカップに勝ちました。

エマ

Next across the line came Zahrann and then Juja Kibo, the first three home all hailing from the stable of trainer Ciaron Maher.

続いてゴールしたのはザーラン、そしてジュジャキボで、上位3頭はすべてシアラン・マーさんの厩舎の馬でした。

エマ

Never before in the Cup's long history had a single trainer claimed the first three places, but this year Maher did exactly that.

長いメルボルンカップの歴史で、ひとりの調教師が上位3つを手にしたことはそれまでありませんでしたが、今年、マーさんがまさにそれをやってのけました。

エマ

Maher saddled seven runners in this year's edition, among them the winner, which had once been owned by King Charles III of Britain.

マーさんは今年のレースに7頭を出走させ、その中に、以前イギリスのチャールズ国王が持っていた優勝馬がいました。

まとめ

ナツ

今日のキーワードは、prevail over、hail from、never before、saddle、edition でした。

ナツ

場所や順番の倒置と、否定の倒置は、スポーツの記事でもよく使われます。それでは、また次回。

prevail over熟語

〜に打ち勝つ

The young player prevailed over the champion.

その若い選手は王者に打ち勝ちました。

hail from熟語

〜の出身である、〜から来ている

The band hails from Liverpool.

そのバンドはリバプール出身です。

never before熟語

それまで一度も〜ない

Never before had the town seen so much snow.

その町がそれほどの雪を見たことは、それまで一度もありませんでした。

edition名詞

(毎年の大会などの)回

This year's edition of the festival drew a record crowd.

今年の回の祭りには、記録的な人出がありました。

saddle動詞

(競走馬を)出走させる

He saddled two horses in the final race.

彼は最終レースに2頭を出走させました。

claim動詞

(賞・地位を)勝ち取る

She claimed her first gold medal at the age of 19.

彼女は19歳で初めての金メダルを勝ち取りました。

このニュースで出てきた文法・表現を学ぶ

0:00 / 4:33