中2 ・ 単元 3 ・ ベーシック(CEFR A1〜A2)

不定詞の3つの用法

to + 動詞の原形 = 名詞・形容詞・副詞の働き

1不定詞とは

〈to + 動詞の原形〉を不定詞といいます。文の中で、名詞・形容詞・副詞のどれかの働きをします。主語や時制が何であっても、to のあとの動詞はいつも原形です。

用法意味例
名詞的用法〜することI want to read this book.
形容詞的用法〜するための・〜すべきI have a lot of work to do.
副詞的用法〜するために(目的)・〜して(感情の原因)She went to the store to buy milk.
不定詞の3つの用法の図解。左の名詞的用法は want のあとの to read が「何を?」に答える。中の形容詞的用法は to do が前の名詞 work を後ろから説明し「どんな?」に答える。右の副詞的用法は went のあとの to buy が「何のために?」に答える
図1 不定詞の3つの用法(何に答えているか)

2名詞的用法:〜すること

不定詞が「〜すること」という名詞の働きをします。want to 〜(〜したい)、like to 〜(〜するのが好きだ)のように、動詞の目的語になることが多いです。〈be動詞 + to 〜〉で「〜することです」という形もあります。

I want to read this book.

私はこの本を読みたいです。

She likes to play the piano.

彼女はピアノをひくのが好きです。

We decided to go camping.

私たちはキャンプに行くことに決めました。

It started to rain.

雨が降り始めました。

My dream is to be a doctor.

私の夢は医者になることです。

I want to be a teacher in the future.

私は将来、先生になりたいです。

3形容詞的用法:〜するための・〜すべき

不定詞がすぐ前の名詞を後ろから説明して、「〜するための…」「〜すべき…」という意味になります。something(何か)や anything のあとにもよく使います。

I have a lot of work to do.

私にはするべき仕事がたくさんあります。

I need something to drink.

何か飲むものがほしいです。

Kyoto has many places to visit.

京都にはおとずれるべき場所がたくさんあります。

I don't have time to watch TV.

私にはテレビを見る時間がありません。

It's time to go to bed.

寝る時間ですよ。

形容詞的用法の図解。something のカードに、右の to drink のカードから後ろ向きの矢印がもどり「どんな?」に答えている。右にコップの絵があり、下に I need something to drink.
図2 to 〜 が前の名詞を後ろから説明する

4副詞的用法:目的と感情の原因

不定詞が動詞や形容詞に意味をそえる副詞の働きをします。動作のあとに置くと「〜するために」(目的)、happy(うれしい)や sad(悲しい)などの気持ちを表す語のあとに置くと「〜して」(感情の原因)という意味になります。

She went to the store to buy milk.

彼女は牛乳を買うために店へ行きました。

I get up early to study.

私は勉強するために早く起きます。

He came to Japan to learn judo.

彼は柔道を学ぶために日本に来ました。

Why did you go to the library?

あなたはなぜ図書館へ行ったのですか。

To return a book.

本を返すためです。

I'm happy to see you.

あなたに会えてうれしいです。

We were sad to hear the news.

私たちはその知らせを聞いて悲しかった。

She was surprised to get the letter.

彼女はその手紙を受け取っておどろきました。

副詞的用法の図解。左は人から店への矢印に to buy milk がついていて、店へ行く目的(〜するために)。右は笑顔の happy に、下の to see you のカードから矢印が入り、うれしい気持ちの原因(〜して)
図3 動作のあとは目的、気持ちのあとは原因

Why 〜?(なぜ)とたずねられたときは、To 〜.(〜するためです)と目的を答えることができます。

53つの用法の見分け方

不定詞のすぐ前に何があるかを見ると、用法を見分けやすくなります。

不定詞の前にあるもの用法例
want, like, decide などの動詞名詞的用法(〜すること)I want to visit Kyoto.
名詞や something形容詞的用法(〜するための)I have no time to visit Kyoto.
動作を表す文(目的を説明)副詞的用法(〜するために)I went to Kyoto to visit my aunt.
happy, sad, surprised など気持ちを表す語副詞的用法(〜して)I was happy to visit Kyoto.
名詞的用法

I want to visit Kyoto.

私は京都をおとずれたいです。

副詞的用法(目的)

I went to Kyoto to visit my aunt.

私はおばをたずねるために京都へ行きました。

6ニュースの中の不定詞

ニュースでは、計画や決定(plan to 〜、decide to 〜)、目的(〜するために)を伝えるときに不定詞がよく使われます。

The city plans to build a new stadium.

市は新しいスタジアムを建てる計画です。

Many people came to see the fireworks.

たくさんの人が花火を見に来ました。

The company decided to close the factory next year.

その会社は来年工場を閉めることに決めました。

Scientists are trying to find a new medicine.

科学者たちは新しい薬を見つけようとしています。

7よくある間違い

× まちがい○ 正しい形ポイント
I want to plays tennis.I want to play tennis.to のあとはいつも原形
She decided to went there.She decided to go there.過去の文でも to のあとは原形
I want go to the park.I want to go to the park.want のあとに to を忘れない
I went to the store for buy milk.I went to the store to buy milk.「〜するために」は to + 原形
I need something drink.I need something to drink.名詞を説明するときも to が必要
to のあとは原形の図解。上に to のカードと 動詞の原形 のカード。下は to plays が×で to play が○、decided to went が×で decided to go が○。主語や時制が何でも to のあとは原形
図4 to のあとは、いつも動詞の原形

enjoy(楽しむ)や finish(終える)のあとは、不定詞ではなく動詞の ing 形を使います(× enjoy to swim ○ enjoy swimming)。くわしくは「動名詞」の単元で学びます。

8確認問題

  1. ( ) に入る2語を書きなさい。I want ( ) ( ) a new bike.(私は新しい自転車を買いたい)

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    to buy

  2. 並べかえなさい。( something / I / to / want / eat ).

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    I want something to eat.

    something を後ろから to eat が説明する。

  3. 並べかえなさい。He went to the park ( soccer / to / play ).

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    He went to the park to play soccer.

  4. ( ) に入る2語を書きなさい。I was happy ( ) ( ) you.(あなたに会えてうれしかった)

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    to see

    気持ちの原因を表す副詞的用法。

  5. 英語にしなさい。「私の夢は先生になることです。」

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    My dream is to be a teacher.

    「〜になる」は be を使う。

9ニュースで出てきた不定詞の3つの用法

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